2007年08月19日

葛飾一周

連日、猛暑が続く。

家の中で過ごすのはたまらんので、涼を求めて家族でお出かけ。
京成バスは1回210円運賃がかかるが、500円で1日乗車券が買えるので今回はそれを利用。

朝9時過ぎに近くのバス停から亀有行きの京成バスに乗り込み出発。目指したのは水元公園。区内屈指の緑地公園で無料。まだ行ったことがなかったが、ムスコが大の公園好きなので、きっと喜ぶだろうとのことでターゲットに。
亀有駅から常磐線に乗り換え、金町に到着。じりじりと気温は上がる気配があるが、まだ涼しい。金町北口から水元公園まで京成バスに乗る(2回目乗車)。

水元公園の入り口に到着。無料の釣堀があり、釣り人でびっしり。

看板を見てビックリ。

mizumoto1.jpg広〜〜〜いぞ、水元公園。緑豊かで、園内に入ると建物が全く見えない。本当に都内か?と思いつつ散策。ちょっとした森の中にいるみたいで、とても楽しい。道路を歩くのは嫌いな息子も、木々の中だとセミの抜け殻を見つけて騒いだり、手ごろな木の枝を拾って振り回したり、とても楽しそうだ。森の中を抜けて、水辺に到着。
mizumoto2.jpg水着に履き替えさせ、水の中に入ると大喜び。多少ミズゴケが石の上を覆ってヌルヌルしているのが気に食わなかったが、ムスコには関係なかったようだ。ゲンゴロウがいたり、アメンボがいたりして、ムスコに教えてあげると大声で復唱していた。
じりじりと暑くなるので、嫌がるムスコを水から上げて食事をしようと思ったら、アスレチックを発見したムスコが狂喜乱舞。とりあえず、アスレチックで一通り遊んだ後、バス停を目指し公園から畑を抜けたら、旨そうな珈琲屋を発見!
お腹も空いたので、吸い寄せられるように入店。中で食べたピザと珈琲が絶品(ビールも旨い)。達磨堂というお店で帰って調べたらホームページもあった。この店の前のバス停から金町へ京成バスに乗る(3度目)。

yagiri.jpgこれからどうしようかと思っていたら、柴又行きのバスがあったので、柴又に行くことに決定(4度目)。帝釈天を抜け、ムスコに舟を体験させるため矢切の渡し(片道100円)へ。一部、モーターを使うが基本的に船頭のお爺さんが櫂を漕ぎ進む小さな舟。江戸川の水面すれすれに行く舟に息子も大満足。
高木屋で草団子を食べてエネルギー補給したあと、再び京成バスに乗り小岩駅へ(5度目)。
小岩から新小岩行きの総武線に乗り、新小岩の駅から自宅近所のバス停まで京成バスを利用(6度目=1260円相当)。

さすがにくたびれたが、家族旅行に行ったかのように大満足の一日であった。いい夏の思い出になった。
#しかもリーズナブルでお得♪お勧め!












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2007年08月05日

夏の思い出

tt.jpg今日、ムスコを連れて東京タワーに行って来た。
#ここ2週間くらいムスコが週末毎に体調を崩していたので、久し振りのお出かけであった。元気になってよかった♪

というのも、半年くらい前に総武線に乗って中川の鉄橋を渡っている時に見える赤、白のシマシマに塗り分けられた送電線の鉄塔をみて

「ねぇ、オトウサン。トウキョタワー見えるよ!」

と語るムスコ。

(…。東京タワーを知っているのには驚いたが、正直この小さな鉄塔では役不足だし、何より東京タワーに申し訳ない)

と考え、本当の東京タワーは別にあること、そのうち連れて行ってあげると約束したのだった。ムスコは時々思い出すらしく、

「トウキョタワーいこっか」

と突然言い出すので、その思いをかなえてあげることが出来てちょっとほっとした。
#ちびっ子は一度約束すると本当によく覚えているので、いい加減なことは言えない。

日比谷線の神谷町から急な坂を上るのだが、かなりの気温でちょっと私はグロッキー。ムスコもモチベーションが下がって、結局肩車でタワーに辿り着く。
#結構シンドイ。

そこで見たのは、チケットを買うための1時間超待ちの行列。目眩を感じながらも、肩車のまま最後尾へ。

しかしそこで奇跡が。

『階段だと待ち時間ナシ』というアナウンスに、やる気(?)をみせて奮起した若者がぞろぞろと階段方面へ。

(でかした、ワカモノ!パチパチ)

おかげで(それでも)40分程度で、エレベータで展望台に。
階段から上ってきたと思われる若者が息も切れ切れにしゃがみこんでいる姿を横目に、ムスコと景色を楽しむ。まあムスコが外を眺めながら、

「…オトウサン、トウキョタワーが見えないよ」

sibapark.jpgと言ったことは聞かなかったことにして、一通り楽しんだ後、タワーの近くの芝公園で遊ぶ。
どうもムスコは、ちょっとした森みたいな公園が大好きらしく傍らの棒きれを拾って線を引いたり、落ち葉を投げたりと大興奮であった。
#東京タワー滞在時間より、公園で遊ぶ時間の方が長かった。

どうでもいいが、オムツが取れたムスコの記念すべき立ちションデビューも同公園。
#ゴメンナサイ。トイレ間に合いませんでした…。

すべてのエネルギーを出し切った(おぉーい)ムスコをオンブしながら、増上寺の横を通り抜け、浜松町の駅へ到着。
運転手が見たいというリクエストに答えるべく、先頭車両に乗り込むが、すぐに爆睡。
#なんで子供は寝ると重さが倍増するんだろう?

気合で家まで抱きかかえて連れて帰るが、私の両の腕は死んだ。
#明日は筋肉痛に悩まされそう。

ムスコが何を感じたか知る由もないが、少しは楽しい夏休みと思ってくれたなら、頑張った甲斐があったというものだ。

posted by やぎぞう at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京を楽しむ

2007年01月13日

旧安田庭園

今日は息子を耳鼻科、小児科とハシゴしてとてもくたびれた。
おまけに耳鼻科では滲出性中耳炎と診断され、小児科では「心音が気になるので、後日、心臓外来で精密検査をしたら」と勧められた。親としてはかなりブルーである。
#第2、第4水曜日しか検査がないようなので、2月に休暇取って行くことになるんだろうなぁ。

小児科は定期的に同愛記念病院に通っている。4度も入院してかなりお世話になった。先生も看護士もとても熱心でスタッフが充実しているので、とても信頼している。

その同愛記念病院に今日も行ってきたのだが、記念病院は両国駅から国技館を通過して、安田公園(旧安田庭園)を過ぎたところにある。
いつも息子と通院した後にお弁当をここで食べて、散歩して帰るのが我が家の定番コースとなっている。

通常は安田公園を抜けて病院の方へ出られるのだが、相撲の場所中は国技館側の門が閉じられるため、今日は抜けられなかった。
#場所中は、国技館にはノボリが沢山立ち、お相撲さんがうろうろしていて、人でごった返し、不思議な賑わいとなるのが面白い。

今日も午前中に診察を終え、息子とお弁当を持って安田公園へ。
入り口の案内をあらためてみてみると、安田公園(旧安田庭園)は江戸時代には大名が築造した庭園で、明治になって富豪安田善次郎の手に渡り改築され、大正に入り東京市に寄付されたものだそうだ。
この公園はそんなに広いものではないのだが、中央に大きな池があってそれを囲むように様々な樹木が植えられおり、四季を通じて変化を楽しむことができる。池を一周できるような道が作られていて、いたるところにベンチが設置され休憩を取ることもできる。いつ行っても手入れが行き届いており、個人的にかなり気に入っている。
#地方で育った私にとって、緑の少ない無機質な都会の喧騒を忘れさせてくれるこういう空間は、非常に癒される。

yasuda-park.jpg

今日は風は少し冷たいながらも、晴れていたので気持ちが良かった。
前回秋に来たときは、銀杏やどんぐりが落ちていたので、夢中で息子が拾ったのを思い出した。さすがに今日は残っていなかったが、あのときの興奮した様子が目に浮かんだ。
また池には鯉や亀、鴨などが住んでいるのだが、さすがに冬眠中なのか亀は見当たらなかった。その代わり、鳥たちが大集合で、鳩や雀だけでなく、椋鳥なども沢山木に止まっていてギャアギャアうるさく鳴いていたのが、息子には楽しかったようだ。鳥には迷惑だったろうが、追っかけ回していた。

こういう公園がもう少し家から近いところにあるといいのになぁと、いつも思う。
posted by やぎぞう at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京を楽しむ

2006年12月21日

江戸歴史文化検定

先月、なんとなく面白そうだったので江戸歴史文化検定という試験の3級を受けてみました。
#もともと山口出身であまり江戸とは馴染みがないのですが、せっかく東京に住んでいるので、少しはネタとして東京の文化を知ろうかなあという軽い気持ちで…。

試験会場ではシニアな方から20〜30代の綺麗なお姉さんまで幅広い人たちで構成されていてなかなか面白かったです。試験開始前の質問で斜め前のおじいさんはマークシートの利用方法が何度聞いても理解できなかったらしく、ずっと同じ質問を係りの人にしていたり、老眼鏡を机の上にセットしていたら落としてレンズが外れたおばあさんがいたりと思わぬハプニングが続出でした。

試験結果が返ってきて、100問中81正解と「結構、知ってるじゃん」と得意になっていたら、平均点が81.9で実は平均以下でした。
#皆さんよく江戸について知ってらっしゃるんですねぇ。
合格した人にはテレフォンカードのような合格証とバッチが届くのですが、一番嬉しかったのは来年1月から江戸東京博物館で開催される特別展「江戸城」の招待券が入っていたことでした。

割とお得な感じのご当地検定でお勧めです。
posted by やぎぞう at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京を楽しむ