#チビ達がいるとノンビリとはいかないが…。
ムスコが電車に乗るのが好きなので、今回は新幹線と在来線を使って移動。
#ムスメは微妙だったが、まきぞい。スマン。
気合で始発(品川6:00発)に乗ったので、親は乗り込んだ時点で、エネルギーの8割を消費した状態だったが、子供たちは元気そのもの。バッテリーの持ちが違う。
(富士山とかいろいろ教えてやるかな)
と考えていたのだが、すでにグロッキーというわけ。で、気が付くと、まさかの
「あっ。とうちゃん、富士山だよ。」
ムスコの発言。窓の外を見ると、確かに富士山。
#さすが5歳児ともなると、本とかの知識だけでよく分かるのね…。

狙うは、山口が誇る秋芳梨だ。
入り口のおばさんから梨の取り方を聞くと、ムスコは梨園内に置いてある踏み台を自在に動かし、器用に収穫してくる。
外れは少ないので、収穫は彼に任せて大人とムスメは食べるのに専念。楽でいい(笑)。
取れたての梨は格別美味い。
少し皮に刃を入れただけで、ポタポタと果汁が流れるくらいみずみずしくて、香りも格段によい。
#食べてせいぜい2つくらいかなぁと思っていたが、数えたら7つも食べていた。
その後、秋吉にあるサファリランドに行く。家族連れの定番。
平日ということもあり、ほぼ貸切状態。かなりの贅沢。
私の幼少期にはなかった「えさやりバス」なるものが導入されていたので、それで園内を回ることに。
えさやりバスの横には小さな小窓があり、そこからえさを挟む棒を使って動物たちにえさをやるのだ。
ムスコは、完全にビビッて腰が引けた状態。ムスメは逆にテンションが上がり興奮気味。兄妹でこうも性格が違うものなのか…。
親の威厳を見せるべき時がきたと、ライオンを前に
「ほら、こうやって餌の肉を出すとだなぁ…」
とムスコに講釈をたれた瞬間、ガシィ〜と手に鋭い衝撃が。
「うぉ??」
なんと鳶が上空から狙って滑空して持ち去ったのだった。
#一瞬、ライオンに攻撃されたのかと思ったぞ、まったく。
微妙な私の動揺をみて、ムスコは逆に楽しくなったらしく緊張が解けてよかったのはよかったが。
次の日は、実家の近所の小川に探検にでる。
ハヤやゴリ、メダカなどの魚影がまじかに見えて、子供たちは大興奮。
沢ガニやザリガニも見せることができてよかった。
魚を取る装備がなかったので、手で川エビを何匹か取ってペットボトルに入れて持って帰る。
実家で虫眼鏡を使って興味深そうに観察する様子はほほえましい。
#なかなか葛飾では手軽にこういう体験はさせてやれないなぁとしみじみ思う。
生活環境とは別に、こういう故郷があるのってありがたいなぁとしみじみと感じた休みであった。