2009年08月28日

雪豹、大冒険!

今日、8/28(金)はMac OS X 10.6 Snow Leopardの発売日。
せっかくなので、銀座のAppleストアで購入することに。一応、並んで買ったぞという実績を作るために、開店ちょっと前に着くように家を出る。
9時半頃に到着すると、店の前に列は無い。

(あれ?よく見ると、もう開店しているじゃないですか!)

スタッフに聞くと、『通常は10時openなんだけど、今日は9時からなんですヨ』との答え。店内では、レジで待たされることも無く(特典も全く無く)、すんなりと購入完了。落ち着いたところで、店内を見渡せば、客よりスタッフの方が数が多い。
完全なる肩透かし。自慢する要素、「0%」である。

消防訓練…すると、何やら表から激しいサイレンの音が!
店の外にでると、次々に消防車やら救急車やら、パトカーやら到着。そしてすごい人集り。空にはヘリがグルグルと飛んでいる。

(街中で大規模火事?)

好奇心が押さえ切れず、消防車の方へ突撃。よく見ると、『演習中』の文字が。
松坂屋が火事という設定らしく、炎の絵が書かれた布が何カ所か垂れ下がり、3台の梯子車が忙しく、火元から人を下ろしていた。これだけ多数の消防車が動いている所は滅多に見れないので、野次馬として30分ばかし観察して大満足。
#消防車が好きなムスコには絶対に黙っておこう。

お台場ガンダムで、せっかく新橋方面まで来たのだから、ついでにガンダム見に行くかとゆりかもめで台場を目指すことに。
…夏休みの親子連れをナメていた。ホームから溢れんばかりの人、人、人。

(通勤でもないのに何故こんな目に…)

潮風公園に到着し、ガンダムと対面。

(あ、カメラ無い。まあいいか。自称「天才携帯フォトグラファー」の私には、不要さ)
#今回の写真はすべて携帯で撮影&編集。天才振りをみて(←尊大な態度)

と、準備の悪さを露呈(←思いつきで行動はイカンなぁ)。

さてガンダムを見て、人並みの感想で、やっぱでっけ〜なぁとサイズに驚く。…しかし、会場ではマリンバでガンダムのテーマソングが演奏されたトロピカルな音楽が鳴り響き、

(すげ〜けど、なんかちがうぞ…)

と違和感。

(個人的には理不尽な戦争に巻き込まれた未成年の男の子が乗る悲劇のロボットとしてのガンダムがあるわけで…、まあいいんだけどさぁ)

という思いとは別に、股下を2回もくぐるなど満喫した上で、台場を去る。

再び新橋に到着。昼過ぎなので、駅そばの飲み屋(ホルモン焼き屋)で、ランチを食べる。スーツ姿の方々に申し訳ないと思いつつ、ちゃっかりランチビールを付け、幸せ気分に浸る。

なんと、ここまでが大冒険(←なんだそれ?)の前フリで、ここから本題。
#今回は長編、意欲作?

ビールで、ほろ酔い気分のせいか

(せっかくだから、東京までブラブラ散歩しながら帰るか)

と歩き出し、途中、有楽町の東急ハンズに立ち寄る。
な、な、なんと、Black & Deckerのマルチツール(ドリル、ジグソー、サンダーが一台でこなせる優れもの)が売っているではないか(注:前々から欲しくて仕方が無かったのに、悩んでいるうちに廃番になってしまったのだ)。これは、なんという巡り合わせ。即購入を決意。
#展示品ということで、値引き交渉したら15%も引いてくれたので、お買い得だった。

そして東京駅を目指すが、あまりに暑いので、東京駅の八重洲の地下街に避難。
その中にある玉乃光酒造の直営店の前を通りかかると、

『14-16時タイムサービス 利き酒セット580円』

日本橋との魅惑的な文字が。ついつい誘われてしまい、えへへへへ。

店を後にし、東京駅へ向かうはずが、日本橋方面の出口へ。
#若干酔っぱらい?

(じゃあ、新日本橋から帰るか)

と、歩き出す。
途中の丸善で地図の立ち読みをしていたら、懐かしの都内のハザードマップがあったので、

(ここから自宅[新小岩]まで歩いて、道を確認しておくか)

と余計なことを思いつく(←完全なるミスを犯す)。

日本橋を前に、

(日本橋と言えば、五街道の基点だ。出発点には丁度いい)
#既に新橋からスタートしているんだけど…。

と、足取りも軽くスタート。
…が何故か三越に入ってみる。
1階ホールで学芸大出身のプロによるピアノとサックスの生演奏が行われていたので、30分ばかり耳を傾ける。なんだか楽しい。

伝馬町牢獄跡気を取り直し、歩き始める。快調。だが小伝馬町まで来て、

(そういや、この辺は吉田松陰が最後を向かえた場所だよな。山口県出身者としてはぜひとも押さえておかねば)

と、近所をうろうろ(←またもや寄り道)。
やっとの思いで見つけたのが、十思公園。
ビルの間にひっそりと存在する十思公園。
そこは、疲れたサラリーマンの憩いの場となっていて、幕末に思いを馳せるには、相当なイマジネーションを要求されることがわかり、ガッカリして立ち去る。

両国橋馬喰町駅のあたりで、千葉街道にぶつかったので、道を変えさらに進むと、両国橋に到着。

(おお、ここが有名な両国橋。たしか武蔵国、下総国の2つの国にまたがってるからこの名がついたんだよな。江戸検3級(←大したこと無い)をなめるなよ。そういや、回向院もそばだ。例の人の墓でも拝むか)

鼠小僧の墓例の人とは、鼠小僧(ネズミ男じゃないよ)。
#ちなみに回向院に彼の墓があることも、問題に出マス(笑)。
さらにどうでもいい情報。
彼の墓(の代わりの石)を削って持ち帰ることができマス。彼のファン、彼にあやかりたい人はどうぞ。とりあえず私も削ってみた。

ここまではよかった。
この後、両国から錦糸町まで特に面白い道ではなかった。急に手に持っているマルチツールがめちゃめちゃ重いことに気付く(←遅すぎ)。

(隅田川に沈めたい…)

との誘惑に耐えつつ、千葉街道から蔵前橋通りへと歩く。
亀戸天神亀戸天神に到着して、

(考えてみたら、鬼平犯科帳の長谷川平蔵って結構な距離を移動するよなぁ。すげえヤツだ)

と、妙なことに感心する。
ハープ橋
膝や腰が痛みだして、完全な後悔に変わった時、目の前に平井大橋が。

(これを渡れば、葛飾区じゃぁぁぁ)

元気百倍。最後の気力を振り絞る。

橋の上から、葛飾ハープ橋を眺めてながら、なぜ歩かなければならなかったかという理由は全く分からないし、歩いたことが何かの役に立ったとも思えないのだが、

(とにかくなにか達成した。そうだ。そうに違いない。そうであって欲しい。そうじゃなきゃイヤ)

と完全なる自己満足で終わることに。大冒険は無事、幕を下ろしたのだ!!

…どうでもいいことだが、実はカバンにはMacBookと電源ケーブルが入っていた。
これは、

「マクドナルド(マック)で、Mac新OSをインストールして、試しちゃった♪」

というどうでもいいネタのために、仕込んでいたのだ(そして全く使わなかった)。
MacBookも意外と重くて、長時間運ぶとかなりのダメージになる。
#これも途中捨ててやりたいと本気で悩んだ。

で、オチは、肝心の新OSはまだ試してない…。

(今日1日、なんだったんだぁぁぁぁ)

posted by やぎぞう at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月25日

Wikiの作法

パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則と言う本を読んだ。

内容は、もともと筆者がWikiの起源について調べていたら、建築家のクリストファー・アレグザンダーの発明したパターンランゲージに行き着いたといった内容のもの。しかもプログラミングをする上では常識化しつつあるデザインパターンや開発プロセスで脚光を浴びるXPもルーツは一緒で、建築で産まれた思想がソフトウェアで開花するまでの歴史物語。

この本は技術的なトピックを期待すると裏切られるが、歴史的経緯をネタ的に仕入れるのには丁度よい内容。これからの展望についての大胆な予言みたいなものがあると面白いが、過去からの過程を紹介するに留まっているのがちょっと不満。
#文章は教科書的で若干眠気を誘うが我慢して読める。

個人的には、「XPのプラクティスでWikiを使いこなす」と言うトピックに感動。
これは、ドキュメントにコードと同じ手法を適用することでWikiを上手く使いこなせると言う話。Wikiって凄いものだと感じてはいたのだが、前のプロジェクトでは今ひとつ使いこなせてなかった感があって、気になっていたのだが、このトピックを読んで納得するものがあった。
Wikiのページもコードと同じように肥大化したら、分割してリファクタリングすべきだし、重複する情報は綺麗にまとめるべきだしなど、具体的になにが気に入らなかったのかがイメージできたのは大収穫。

結局、コードもドキュメントも言語を使って記述することには変わりないのだ。
お仕事で使うコードは、ハッカーが使う芸術コードではなく、誰もが読めるコードであるべき。
ドキュメントも然り。
お仕事で使う文書は、文豪が使う文芸作品ではなく、誰もが読める文章であるべきなのだ。
読者をひきつけようと、無理に奇をてらった言い回しを考えることではないんだと、今頃気付いた(←遅すぎ)。

posted by やぎぞう at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月23日

ハゼ釣り

今日、ハゼ釣りに行ってきた。

(あれ、釣りなんかの趣味あったっけ?)

と、思った人は鋭い。なにせ私にとって、人生「初」のハゼ釣りだから。

事の発端は、先週カミさんの実家で食事中にたまたま釣りの話題になり、その中で義父がムスコに対して

「そのうちおじいちゃんと釣りに行こう。教えてあげるよ。いまの時期ならハゼかなぁ…」

という他愛も無い会話がきっかけ。
普通は社交辞令で終わるのだが、終わらないのが子供の世界。ムスコの中では「そのうち→次のお休み」の「語」変換が行われていた。

そして一週間が過ぎた昨日。
#ちなみに土曜はカミさんが仕事なので、私がコドモの面倒を見る日。
ムスコが朝から

「おじいちゃんとのつりはいつ?」

とあまりにしつこいので、ムスコを納得させるために義父母に電話させる。
さすがに土曜の当日に今から釣りに行きませんかと言われて動揺しない大人はいない。困惑する義父母の返事を子供越しに聞きながら、

「また電話しようね」

と、子供達に促して電話を切る。名づけて「うやむや発散大作戦」。とりあえず成功したらしい。

そうこうしているうちに昼食を食べさせ、昼寝の時間へ。

で、昼寝を済ませて寝室からリビングに向うと、なにやら人の気配。

(え?ドロボウ!?)

ドキドキしながら、部屋に入るとコドモが散らかしたはずの玩具が片付けられ、よくみると義母の姿が。

(ん?)

寝ぼけた頭で何が起きたのかを考える。

(あっ!まさか!)

そう。義父は行動の人なのだ。
電話の後、すぐに釣り道具を用意し、我が家を目指してやってきていたのだった。
仮に話が実現するとしても明日の話と勝手に想像していた私は完全に動揺。
ムスコは願いが叶い大喜びで、テンション上がりまくり。

(せめて事前に連絡くれよぉ)
#あまりの自分の準備の悪さにテンションが下がる。

さらに話は加速し、「満潮は18時過ぎだから」との義父の言葉に、訳も分からないまま、ムスコと私はハゼ釣りのため江戸川放水路(行徳の辺)を「自転車」で目指すことに。
なお義母を連れてきていたのは、カミさんが帰宅するまでのムスメの面倒を考えてのこと。
#この突破力は只者ではない…。

前日飲み会でグロッキーだった私には自宅から江戸川放水路までの道はちょっときつめ(調べたら片道約12kmで、ママチャリっすよ!)。18時前には現場に到着するものの、付近の貸しボート屋や釣具屋が閉まっていて餌を入手できず、「下調べ」として終了。
帰りに近所の釣具屋で餌を買い明日に備える。というのも、潮の加減で5時出発が決定したから…。

で、朝4時に起きて5時前には出発。
市川橋から行徳橋までの江戸川河川敷のサイクリングロードはとても気持ちがいい。
肌に感じるひんやりとした空気を味わいつつ、ビルの間から登ってくる朝日にちょっと感動したりなんかして、気分も盛り上がる。

6時前には事前に目をつけていたポイントに到着。
岸一杯に満ちた水辺に文字通りピョンピョンと飛び跳ねる魚たちを目の前にして、ムスコと大ハシャギ。

(江戸川でもこんなステキな光景って見れるんだなぁ)

と、妙に感動。

義父の釣り方は至ってシンプル。延べ竿に浮き無しのシンプルな仕掛けで挑む。
こちらは全くの初心者なので、義父に従う。この釣り方は手先にハゼが餌をつつく感触を頼りに釣るので非常に気が抜けず面白い。
#周りを見ると投げ竿で楽しむカップルもいれば、渋く浮きを使ってじっとやっている老人もいたりと釣り方もさまざま。釣りの基本が全く無い私には、いろいろな釣り方が見れて楽しい。

2時間経過して、あれほどあったハゼの引きが全く無くなったので帰ることに。釣果は私&ムスコが2匹、義父6匹。
ムスコも私も大満足であった。

で、いざ帰ろうとすると、自転車に異変が。
なんと後輪がパンク。どうも河川敷の砂利を疾走したのが原因のよう。
#ママチャリでそんな乗り方をしてはいけない?

仕方が無いので、自転車を押して自転車屋を探す羽目に。
付近に自転車屋が見つからず、妙典のサティまで歩きなんとか
修理ができた。
その頃には、日ははるか高く上り、信じられない暑さに。ホント、帰り道は地獄…。

昼はハゼの唐揚げをツマミにビールを飲む。幸せを強く感じる瞬間到来。

そんなこんなで釣りデビューを果たした。
やってみてわかったのだが、釣りって夢中になる要素があって、意外と楽しいなあと思った。
#なにより大した装備でなくても家の近所(?)で楽しめるスポットがあるのが気に入った。

と同時に、自転車の漕ぎすぎで太ももとふくらはぎに妙な張りを感じて、マジメに運動もしないととちょっと反省。
posted by やぎぞう at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月21日

作業完了2

昨日で、参画していたプロジェクトの業務が無事(?)終了。

実は、終了日の前日にお世話になったチームの方々に送別会を開いてもらったら、勢いで朝まで飲むことになった。
想像の通り、最終日は不眠の影響とお酒の残りのせいか、猛烈な下痢症状という天罰が下り、

(うぅ、早く帰りてぇ)

と、10秒おきに真剣に悩むほどの、重度なグダグダ状態であった。

さわやかに思い出に浸りながら、お世話になった人と会話して退社するという、事前に思い描いていた、ステキなプランからは程遠い結果となった。

話はちょっと逸れて、久々に自分のブログを振り返っていたら、やっぱり前回も同じことやっているじゃないか!

(うぅ、我ながら、ナサケナイ)

少しも成長してないというか、むしろ体力落ちてきた分、タチが悪い。
さすがに反省。

帰宅後は、さすがにムスコが

「とうちゃん、おつかれさま。ビールのむ?」

との申し出も、呪いの言葉にしか聞えず、夕食後は即爆睡。

そして今日。
午前中に作業報告資料を作成したり、延滞していた図書館の本を返したりと雑事を済ませ、ホッと一息つけたので、今回のプロジェクトを振り返る。

今回参画したのは携帯音楽プレイヤの開発プロジェクト。そのミドルウェアを開発するチームの一員として仕事をさせてもらった。
#3年と4ヶ月勤めたのだから、我ながら頑張ったなぁと、まずは自画自賛。

自分の作ったモノが家電量販店の店頭に並ぶのを見たときの感動は忘れられない。周りの人を片っ端から捕まえて

「ね、ね。私、これ作ったメンバの一員なのよぅ!」

と自慢したいという、大人気ない衝動を堪えながら、買い物客を眺めたのをいまでも覚えている。

この仕事でJoinしたチームでの仕事も最高に面白かった。
エンジニアとしてソフトウェア開発に必要な「マインド」と「技術」について、私に多大な影響を与えてくれた。本当に感謝。

(…あれ?)

最初に書いておくべき大切なことを忘れていた。

「お付き合い頂いたチームの方々、本当にお世話になりました」
#とってつけたみたい(笑)

振り返ってみると、エンジニアって仕事は、本当に面白いものだなぁと思う。退屈な人生を楽しくしてくれるし、色々な考え方の人たちと仲良くなって知り合いになれるし、飽きないものだ。

さて、ノンビリと次のプランを考えよう。
なんだかワクワクしてきたぞ。
#でも、今夜は飲み会だからきっと無理だな…(←おい)。
posted by やぎぞう at 14:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月16日

夏休み

今週は濃い1週間だった。
#前半はコドモたちの保育園が新型インフルエンザが発生で登園自粛になり、カミさんと交代で仕事を休み、イマイチ不完全燃焼だったのだが…。

木曜からカミさんの実家に泊まりに行って、チビ達と夏休みを満喫。
#カミさんは仕事の都合で1泊のみだったので、休めなかったかも…。すまん。

プールでの水遊び。義父の畑で夏野菜の収穫。夜は花火。庭でバーベキューなどなど、夏のイベントてんこ盛り。
#おまけにコドモの面倒は見てもらえるし、酒を呑んだり昼寝をしたりとやりたい放題でゴザイマシタ(←駄目人間)。義父母には大変感謝。

まあよくよく考えてみれば、大人になって仕事をすると、そのうち季節感も無くなってくるのだが、コドモがいることでまた季節を楽しめるようになったのは嬉しいことだ。

そうそう。
義父がまたカブトムシを捕まえてくれて、いきなり9匹の大家族となった。
前の住人のような悲劇を繰り返さないようにしなければ…。




posted by やぎぞう at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月10日

My Team Without Me

残り「6」。

現在参画しているプロジェクトの契約があと6日(ちゃんと出社すれば)となった。引継ぎの作業も先が見え、ちょっと気が抜けた感じ。

話は逸れるが、引継ぎ作業も意外と楽しい。
以前見た映画「My Life Without Me」の主人公宜しく、これからも続くチームに役立つであろう(役立って欲しい?)仕込みをしたつもりになって、チョッピリ自己満足。
#本当に役立つかどうかは保証の限りでない(笑)。個人の満足度重視で活動(←おい)

で、今の心境だが、部活を引退し、卒業までの時間を持て余している気分に近い。「寂しさ」とやれることをやったという「満足感」が入り混じったといえばいいのか。
#考えてみれば、この仕事でメシを食わせて頂いて、2番目に長いプロジェクトだから思い入れも強くなるわけだ。

引退しても、所属したチームは続いていく。

プロジェクトは終結に向かい、チームは次のプロジェクトに始動した。でもそのチームに自分はいない。
#ちなみに引退したらOBとして昇格?すると勝手に信じている(笑)

考えてみると、30歳半ばでも「10代」のような「甘酸っぱい」気持ちになれるのも、この仕事ならではかもしれない。
#プロジェクト単位でガラリと環境が変わるので、常に気持ちがリフレッシュされるのだ。

もっとも、端から見ると、

(30過ぎのオッサンがいい歳コイテ、なに青春してやがる…)

と不気味に見えると思うが…。
posted by やぎぞう at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月02日

カブト、死す

5歳のムスコは生き物に興味があるらしく、何でも飼育したがる。
#家の金魚の餌やり担当。

今年は義父の捕獲したカブトムシ(←カブトと呼んでいた)も嬉々として飼育していたのだったが、残念ながら先日亡くなった。

考えてみるとこのカブト、色々と事件を起こしたり(巻き込まれたり)可愛いやつだったのに、残念だ。
#個人的には数十年ぶりのカブトムシ飼育なので、ちょっと嬉しかったのに…。

そうそう。
最近のカブトムシ飼育事情は、私の幼少期とは大きく異なっている。飼育用の土なるものも売っていて、犬猫のペットフード並に種類があるのだ。

一番驚くのは餌。
なんと(プチカップに入った)ゼリーが売っていて、イッチョ前に「ぶどう」「もも」「パイナップル」など豊富な味が揃っているのだ。
#人が食べても無害らしいが、さすがにまだ食していない…。

毎日餌を換え、角を掴んではその姿をうっとり眺めているムスコをみると、

(まあ時代は変われど、昆虫を飼う気持ちはわかるぞ)

と、先輩ぶってみたり。

(で、振り返ると)

ある日の出来事。
日中はカブトは土にもぐっていたりすることもおおいので、飼育箱に姿が見えなくても驚かなかった。が、洗面所で

「うわっ」

とカミさんの悲鳴。見ると洗面台の排水溝付近にカブトがいた。しかも、排水溝のふちの金具に足を引っ掛けて抜けなくなっていたのだ。ドライバ持ち出しての大救出劇にまで発展し、無事飼育箱へ。

ある日の出来事。
カブトムシが土にもぐろうとしている姿を見たムスコは、ざぶざぶと土をかける。何してるんだと、ビックリすると

「土にもぐるの手伝っているの!」

と、にんまり。もっと優しく手伝うことをアドバイスして事なきをえる。

ある日の出来事。
ムスメが

「しゅ、しゅっ」

と見慣れぬスプレーを飼育ケースに吹きかけている。
ケースを見ると、カブトがモガモガ足をばたつかせていた。慌てて、スプレーを取り上げると、防虫床用ワックス。

(そりゃ、嫌かも)

う〜ん。思い出すと、チョッと気の毒になってきた。
posted by やぎぞう at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記